幼児は大人に比べるとアレルギーを出しやすいです。そこで重要になってくるのが食事の内容なのですが、どのようなレシピだとアレルギーやアトピーに対応できるのでしょうか。基本的にはお子さんの体質にあったものを用意してあげるのが一番です。
しかし、どの食材にアレルギーがあるのか良く分からないケースもあるので、いくつかのレシピを紹介してみます。
ちなみにですが、お子さんにとってアレルギーを起こしにくいのは和食です。反対に洋食はアレルギー反応を起こしやすい食材が多いので、迷ったら和食を用意してあげてください。子どもが食べないのではと思う人も多いかもしれませんが、ちょっとした工夫でお気に入りのメニューになるはずです。
幼児のためのアレルギー・アトピー対応レシピ5選について
では、お子さんが好きなハンバーグのレシピから紹介します。
ハンバーグの場合、タマゴ、乳製品、小麦といったものがアレルギーとして該当することが多いので、これらを抜く必要があります。ハンバーグそのものには、合いびき肉や水気を切った豆腐を使うことでヘルシーにすることができる上、アレルギー対策にもなるでしょう。
また、つなぎにはジャガイモを蒸かしたものを使うと便利です。あとは胡椒や塩などで味付けをして焼いていくだけですが、ソースに使うのはトマトケチャップとウスターソース、もしくは中濃ソースを、ハンバーグを焼いた後のフライパンで煮詰めてください。甘みが欲しいのなら砂糖かみりんを加えても大丈夫です。
もう1つ、幼児が好きなメニューとしては唐揚げがあります。
これも衣につかう小麦などがアレルゲンとなっていますので、衣につかうのは米粉を利用してみると良いでしょう。レシピとしては、しょうゆ、料理酒を大さじ1杯ずつ入れ、そこへ砂糖と生姜汁を小さじ1杯で作ったタレに鶏肉をつけこんで下味をつけます。10分ほど置いたら、余計な水気を切って米粉をはたき、油であげるだけです。
コロッケも幼児には人気の高いメニューですが、この唐揚げのレシピで応用をきかせることができます。コロッケの場合、衣となるパン粉やタマゴなどがアレルギー対象となりますので、衣に使うのを油揚げにしてしまうと良いでしょう。コロッケのタネそのものはジャガイモとひき肉などで作り、衣に油揚げを使うことで簡単にタネを包むことができるので、時短レシピとしても優れています。
もう1つ、紹介しておきたいのがシチューです。
タマゴ、乳製品、小麦のいずれも使われていますので、幼児が好きなメニューでもなかなかアレルギー持ちの子どもが口にできなかったりします。そこでシチューのレシピなのですが、基本的な具材は代わりませんが、牛乳の代わりに豆乳を使ってみると良いでしょう。とろみをつけるのには、先述した米粉を使うことで代用できます。
料理に使うのであれば、無調整豆乳の方が良いかもしれませんが、独特の風味が強いので調整豆乳を利用しても大丈夫です。
最後に小麦アレルギーでパンが食べられないというお子さんに、米粉を使ったパン作りのレシピを紹介します。実はとっても簡単にできますので、料理に自信がない人でも使いやすいです。用意するのはパン用にミックスされた米粉と砂糖、塩、ドライイーストのみになります。
これらの食材をボウルでひとまとめにして良くかきまぜておき、そこへぬるま湯を少しずつ加えていき、最後に油を足してこねていくだけです。生地ができれば一次発酵をさせて、ガス抜きをし、二次発酵が終わればオーブンで焼いて終わりになります。
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